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和歌山県では、各国の和歌山県人会の横のつながりをより一層深化させるとともに、若い世代の交流を活性化させるため、2023年10月第2回「和歌山県人会世界大会」を開催する予定です。 県民の皆さんに海外の県人会をもっと知っていただき、ともに第2回世界大会への機運を高めるため、各国の和歌山県人会員の皆さんからの動画メッセージをリレー形式で紹介しています。 今回は、アルゼンチン和歌山県人会(所在地:アルゼンチン ブエノスアイレス、創立:1966年、会員:150人)から動画メッセージをいただいています。 動画メッセージ第15弾は、 アルゼンチン和歌山県人会長の里信ビビアン百合子様からです。 日本人のアルゼンチン移住者は、ブラジルのような集団での労働契約に基づくものではなく、近隣国から、より良い環境を求めて転住し、そこから親戚や知人を呼び寄せる形で始まりました。 初期の移住者たちは、製鉄工場や製糖工場のほか、各家庭で料理人や掃除夫として働きました。1930年代になると洗濯店、喫茶店、郊外での花の栽培が増加しました。 いずれも勤勉、清掃好き、手先が器用といった日本人の国民性に適した職業であり、国民性を活かして生活を築いていったことがうかがえます。