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新型コロナウイルスに感染し自宅療養中だった妊婦が、容体が悪化したにもかかわらず受け入れ先の病院がみつからないまま自宅で出産し、赤ちゃんが死亡しました。 　千葉県などによりますと、新型コロナに感染し、今月１５日から入院調整が行われていた妊娠８か月目の３０代の女性が、おとといになり呼吸困難や腹痛を訴えました。ところが、受け入れ先の病院が見つからず、女性はそのまま自宅で出産したということです。赤ちゃんはその後、救急隊によって病院に運ばれましたが死亡しました。 　千葉県の熊谷知事は、対応を検証する考えを明らかにしました。 千葉県 熊谷俊人知事 　「救急隊が到着して、かかりつけの医療機関とコンタクトをとりながら対応していた中での死亡というふうに聞いております。こうした事案を我々としても受け止めたうえで、産科関係の医療機関とネットワークを構築して、事例を無くしていけるように努めていきたい」 （19日11:36）